手打そば やまさとのルーツ(その1 )

手打そばやまさと 山中湖 白鳥

さて、今回は弊社が「なぜ、山中湖の地で営業しているか?」
このことについて書かせていただきます。

弊社はおよそ40年前、兵庫県芦屋市を中心に飲食店を運営する事業を行なっておりました。
その後兵庫県神戸市東灘区岡本で手打そば専門店として営業を始めました。

当時、関西での手打そば専門店は少なく長野出身の職人を中心に開店することになりました。

グルメなお客様が多い、神戸・芦屋で鍛えられましたが、手打そばに関しては、当時は全く知識や経験を持ち合わせていない手探り状態での営業。
ただし、持ち前の好奇心だけが取り柄の私は、頻繁に首都圏を中心とした有名店の食べ歩きをして知識を集めました。

芦屋・東灘地区はお客様も首都圏との交流をもたれるお客様が多く、そのようなお客様から様々な情報をいただいたのも運がよかったです。

さて、そのような中弊社を襲ったのが、「阪神淡路大震災」でした。

店こそ残りましたが、実家は全壊。震災後、営業を続けてみましたが、被災したお客様はすぐには戻らず売り上げは半減以下。採算が取れなくなり断腸の思いで、事業を一時休止しました。
もう一度、事業を復活させる希望を持ち、仕入れ先の会社のお世話で被災した市場を協同組合組織のスーパーマーケットとして復興させる企画に参加させていただきました。
そこは、国の高度化資金を利用した事業で、神戸市の中央会を窓口として支援を受け運営されておりました。

生鮮品をはじめとする末端流通の仕組み、「HACCP」などの衛生管理を勉強させていただき再び復活を目指し食品に関する知識を深めた時代です。
なお、このスーパーマーケットはN H Kのテレビ番組で神戸の復興モデルとして何度も取り上げられた事業です。

そのような中、以前のお客様より

「あの蕎麦を復活させよう!」

とのお話があり、場所を山中湖と伺ったのですが、突然のお話しにもかかわらず、迷わず、そのお話に乗りました。
神戸から1人、山中湖へ移り住んだ当時のお話は「その2」で書かせていただきます。

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